前文
頭語書き出しの言葉。正式には「拝啓」「謹啓」などを使う。「前略」は前文を
省くときに使うものなので、正式のときや目上の人には使わない。正式でなければ省
いてもよい。
時候のあいさつ季節感を表す言葉を入れる。頭語の下に一字空けて書く(行は変え
ない)。
安否のあいさつ相手方の安否を気づかうあいさつや手紙やお祝いなどのお礼などを
述べる。
主文
起こし言葉《改行して一字下げてから》「さて」「さっそくですが」「このたびは
」など、主文に入るきっかけとなる言葉。
本文手紙の肝となる内容
末文
結びの言葉《改行して一字下げてから》全体を締めくくる言葉。(「取りいそぎ、
ご報告まで」など)
結語止めの言葉。頭語とワンセットとなっているので、組み合わせが間違っていな
いか確認。行末より一字上げる。
後付け
日付《改行してから》月日(年号を入れてもよい)を書く。本文より2~3字下げ
て書く。
差出人名《改行してから》フルネームで書く。
あて名《改行してから》相手先の名前+「様」が一般的。会社や団体の場合は「御
中」をつける。
※副文をつける場合「あて名」まで書いたあとに、改行して書く。本文より2~3字
下げてから、「追伸」「二伸」「追記」などの言葉の後に、文を続ける。
以上、基本的ルールを転写しましたが。
ただ、友人に出す場合、必ずしもそこまで格式に拘ったことをしなくてもいいと思い
ますが。